私はまだね未完成

私がモーニング娘。を好きになったきっかけは、テレ東音楽祭で見た、モーニング娘。'17の『ザ⭐︎ピ〜ス!(updated)』と『ジェラシージェラシー』でした。その時は、工藤遥ちゃんを推している友達がいて、(友達が好きな子だ 可愛いな〜)ぐらいの気持ちで見始めたら、その時披露していた2曲ともがめちゃめちゃ刺さったんです。

ジェラジェラの、女子ならきっと誰にでもある奥底の性格悪い部分が表現されている歌詞、ザ⭐︎ピ〜ス!の「好きな人が優しかった」というまっすぐな歌詞。たぶん私はその時現実で恋をしていたから、刺さったんだと思う。

鬼ハマりした私は、その中でもまーちゃんに沼落ちしました。

なんだこのアイドル。出会ったことない。歌唱力、ダンスはもちろん、表情が、目が、誰とも違う。可愛い曲では思いきり可愛く、かっこいい曲では目が合ったら終わりのように 見る者必ず落とすパフォーマンス。唯一無二のアイドルだ。

でも喋っているのを見ると、え?何言ってる?自分の世界で、自分の脳内の言葉をそのまま口に出すと上手く伝わらないけど、近くにいるメンバーたちがあたたかく見守っていて、代弁してあげていて、にこにこ楽しそうに話している。彼女の世界を知れば知るほど、魅力的で、不思議な人。

新曲が出る度、自分なりに考えて考えた歌詞の解釈を教えてくれるまーちゃん。つんくさんの曲と向き合うまーちゃんの歌が大好きです。

それから新曲が出る度にチェックして、過去のDVDを買って何度も見ていたけど、ハロプロのコンサートに行く壁は厚く感じて、ようやく初めて生で見ることができたのは今年の2月でした。

その後は、卒業の理由でもある体調の都合で全てのハロコンに欠席していました。出演します、やっぱり休演します、という流れがあり、休むことに対してごめんなさいと謝るブログがあり、迷惑をかけてると感じすぎてこのまま辞めてしまったら…ということを最悪の事態と思い、恐れていました。でもそんなことない、きっと戻ってきてくれる。と信じる気持ちの方が強かった。

卒業の理由は、体調のことだけじゃなく、自分で羽ばたいていきたい。そんな思いがあることを知り、少し安心しました。前向きな気持ちもあってよかった。

 

モーニング娘。の良さは、良い意味でバチバチし合っているところだと思います。先輩後輩の上下関係がはっきりしているけど、先輩後輩関係なく、メンバーだけどライバルで、私が前に出るんだという熱さを一人一人が秘めているところ。

まーちゃんは、先輩へのリスペクトはもちろん、後輩に対してもリスペクトを忘れず、認めて、良いところを教えてあげる。後輩にとって憧れの先輩であり、歩み寄ってきてくれる素敵な先輩だなと思います。

そして、一人一人がグループの魅力に自信を持っているからこそ、ぶつからず強さになっているんだと思います。まーちゃんが卒業してもきっと変わらないし、より進化していくんだろうな。これからもモーニング娘。の魅力が色々な人に知ってもらえますように。

 

卒業コンサートを前にして、思いを書いてみました。コンサートの感想を書くのは恐ろしく長くなりそうなので。卒業コンサートだけれど、久しぶりの単独公演ということに対する楽しみな気持ちがもちろんあります。

私はオタクを名乗りながら、何から何まで追えているわけではなく、ゆるく応援してきた身なので、ずっと応援してきた方たちに比べると薄っぺらい思いだと思いますが。

モーニング娘。に出会って、佐藤優樹ちゃんに出会って、ハロプロに出会って、日々救われて生きています。佐藤優樹ちゃん、私を導いてくれてありがとうございます。佐藤優樹ちゃんという、最強のアイドルに出会えて好きになれたことを誇りに思います。これからもまーちゃんらしく、大好きな音楽と一緒に楽しく生きてね。