見過ごしたことを後悔した話

素顔4 関西ジャニーズJr.盤の2019あけおめコン、そのドキュメントを見ました。

そこで感じたことを記そうと思います。

自分の中で区切り、気持ちの整理も込めて。

 

 

なにわ男子の結成が発表されたのは2018年10月6日。

その後の梅田芸術劇場でのコンサート、松竹座でのクリパ、大阪城ホールでのあけおめコン。

私は全て入っていませんでした。

ただただ運がなく当たらなかったのがいちばんの理由ですが、2018年は個人的に、実習期間が現場期間とかぶったり学業が忙しかったことや、プライベートでも色々あり。本気でジャニオタを辞めようとしていました。アカウントを消したり、携帯を変えるときに画像を全部消したりして。だからいまだに画像があんまりないんです。あんなにあった大好きな頃の画像も、今から探すことは困難でしょう。何してくれてんねんあの頃の自分……と今は思っています。

離れよう離れようとしていたので、当たらなくても「またか、ハイハイもういいです」とすぐ諦められるぐらいまでモチベーションが下がっていました。

そんな中で、なにわ男子の結成。

 

私が西畑大吾くんを好きになったとき、大吾くんはなにわ皇子に所属していました。永瀬れんれん、大西流星くんと共に。

そして康二くん、平野さん、金内くんのKinKanと一緒に番組をして、コンサートをして。

ジャニーズWESTがデビューして、これからはこの6人が関西の代表なんだ、未来は明るいな、と楽しみと期待しかなかった。そんな中、平野さんが東京に行き、金内くんが退所して、れんれんも東京に行って。

ユニットが自然消滅していったのが、受け入れられないけど受け入れざるを得なくて、どうして?ばかりで。

素顔4のドキュメントで、大吾くんが「グループの解散を経験しているので」「悲しかった」と言っているのを見て、当時私が見る限りその感情を表に出している姿を見た覚えはなくて、なにきんのことには触れないで忘れてと、言われてるわけじゃないのにそんな風に感じてしまっていて。ファンには見せないだけで当たり前だけど、本人たちがいちばん辛かったよね、悲しくて寂しかったよね、と今更知りました。オタクのエゴかなと思っていた気持ちがなんだか少し救われたような気もしました。

焼け野原と言われていた関西ジュニア。でも、私は焼け野原なんて思ったことがなかったです。外から見るとそう見えたのかもしれないけど。

大吾くんが好きな私には、まだ今より少し若かったし、能天気だったかもしれないけど…好きになったときは先輩たちがいるいちばん後ろの端っこで一生懸命踊っていた大吾くんが、康二くんと一緒に中心にいる事実が嬉しくて。センターにいた子たちがいなくなったから自動的に前になっただけかもしれないけど、それでも誰より輝いて見えて。大吾くん本人には計り知れないプレッシャーだっただろうな。でも大吾くんはみるみるスキルアップして、いつの間にか誰もが認めるセンターにふさわしい存在になっていました。

かつての仲間たちが離れていって、関西を背負って頑張ってきた康二くん大吾くん大西さんの3人、そして龍太くん。メインと呼ばれるこのメンバーはどうかもう離れないでほしい。離れるなんて考えてもなくて、その思いがすごく強かったです。もちろん、デビューするには、どういうメンバーになるんだ?って気持ちはあったけど。

「Bring It On」が大好きで。4人で松竹座で、一人ひとりにスポットが当てられて長いソロパートを繋いで「選び抜かれた俺らSTARS」と歌う4人は、私にはどこのグループよりもかっこよく見えました。「かかってこい」「ついてきな」って。関西にはこんなかっこいい4人がいるんだぞって。あんなに6人を引きずっていた私だったけど、いつの間にか4人をこんなに好きになっていました。

 

そんな中で、なにわ男子の結成。

康二くんがいない。龍太くんも。これからある梅芸、なにわ男子とその他って括られるの?もう一緒にいるの見れないの?

またバラバラに…またこんな思いせなあかんの…

そんなん見てられへんわ。

そんなことばかり巡り、誕生したばかりのなにわ男子というグループに対して、期待よりも絶望に近いものを感じてしまいました。

しかもなにわ男子って…みんな「なにわ」って言うけど、なにわって言ったら皇子やねん、とかまた引きずり出したり、どんどん厄介なオタクに逆戻りして、そんな自分も嫌で、目を背けるようになってしまいました。

 

大吾くんは雑誌の令和Jr.維新という企画や他のインタビューでも、なにわ男子が認められてきた今だからこそ言えることだと思いますが、こんなことを話してくれています。

「最初はファンの方からの温かい声の方が少なかった。どっちかというと意見も視線も鋭いものをすごく感じてて。なにわができて良かったなって思ってくれるファンの皆さんが、なかなか口に出しづらい時期が続いたと思うんですよね。」

良くも悪くも、ファンの声って届くんだな、と感じました。本人には届いてほしくないことまで…。

そしてアオハル公演で、「ステージに立つことが怖かったこともあった」と言っていた、と。

 

康二くんは、東京に拠点を移す決断をしたとき、「ファンの皆さんはどこにいても応援してくれると思う」と言っていました。

アイドルがファンを信じてくれているって素敵な関係だなと思いました。

大吾くんも同じことを思っていたかな?

それなのに私は、見ないふりをするように、なにわ男子を受け入れられず、

現場に行ってすらいなかったけど、もしも行っていたとして、下手したら、鋭い視線を送る側になっていたかもしれない。大吾くんをステージに立つことが怖くなる、不安にさせるファンになっていたかもしれない。そう思うとすごく後悔しました。ごめんなさい、大吾くん…。

 

私がなにわ男子を受け入れることができたのは、なにわ男子の結束が強まっていくにつれて大吾くんのなにわ男子への愛が大きくなっているのが伝わってきたこと、なにわ男子が大切な大吾くんの居場所になったことが分かったからです。

2019あけおめであんなに苦しそうに涙を堪えていた大吾くんが、話せなくなるほど涙を流しても、安心して他のメンバーに任せられる、心から信頼しあえる身を委ねられる仲間ができていたんだ、と。

そして、康二くんがSnowManに入って、「もう悔しい思いをしたくなかった」と言っていたのを知って、デビューが決まったことを素直にお祝いできたからです。

時間がかかってしまいごめんなさい。

今は、なにわ男子ができたことで関西ジュニア内に他のグループも誕生して、これまで個人戦だったのが、グループでの知名度をまず上げてから、関西ジュニアを世間に知ってもらえる、良いきっかけになっているんだと思っています。

 

きっと、なにわ男子ができてからなにわ男子のメンバーを好きになった人たちは、私よりもっとリアルタイムでなにわ男子ができてからを濃く追っていたでしょうから、なにわ男子というグループへの愛が大きいと思います。

私はまだまだこれからもっともっとなにわ男子を愛していきたいです。

 

康二くんと最後の挨拶をするとき、大吾くんは「康ちゃんにはどんなに努力しても勝てないところがあった」「歌もダンスもうまなったな、ツッコミもうまなったなと(るたこじに)言ってもらいたい」というようなことを言っていました。

大吾くんは本当に負けず嫌いなんだな、というのと、本当にお互いを尊敬し合う良いライバル関係だったんだなと最後に改めて分かって、良かったです。

 

2019夏の少年たちは入りましたが、2020城ホでのアオハル追加公演で、ライブは3年ぶりでした。少年たちでも思いましたが大吾くん歌また上手くなってた…いつの間にそんなビブラートまで覚えたの…

ダンスは、EndressShockに出てから見違えるほど変わって、ありえんキレッキレになってて衝撃を受けたのをよく覚えています。でもそれからもずっと、今もまだまだ、よりキレが増していて。センステで円になって、みんなで一斉にジャンプする振りのときに誰よりもいちばん高くジャンプしていた子、誰やろ?と思ったら大吾くんだったとき、まだまだ若手にも負けない全力を出してくれる、進化を続ける大吾くんは本当にかっこいいなって。でもふとしたときの、顔の前で手をぎゅっとする仕草とか…昔から変わらないところもあって。

なにわ男子は天然ちゃんが多いからツッコミも鍛えられてますよね。的を得た絶妙な言葉選びのセンスがあると思います。大吾くんもツッコミできるんやで!面白さも増し増しです。普通普通って言われるけど、周りの個性が強すぎるだけだよ(フォローになってる?)

だから、康二くん龍太くん、大吾くん歌もダンスもツッコミもまた上手になってるから、きっともっと上手になるから見ててね!

 

これは追記ですが、京セラで見た光景は本当に、すごく胸にくるものがありました。オタク辞めなくてよかったな、こんな幸せな光景を見せてもらえて、本人たちにも幸せと言ってもらえて。またドームのステージに帰ってきてね、くるよね、必ず。

 

目に見えて常に進化を見せ続けてくれる大吾くんがかっこよくて大好きです。いつも欲しい言葉をくれて、安心させてくれる優しい大吾くんが大好き。いつも支えてくれてありがとう。そんな言葉を大吾くんから言ってくれることが多くて、いやいやこっちこそ、いやいや、の繰り返しです。大吾くんとファンの関係はきっと。

西畑大吾くんを好きになれたことは、私の誇りです!